Lemorton 1926
カルヴァドス界の長老と呼ばれるルモルトン翁が経営するルモルトンは、自家蒸留とも言える非常に小規模の作り手です。7~8年位前はファックスもなく、電話もつながらなくて、代理店の人も連絡取るのに苦労していたそうです。
生産量が少ないため、フランスではタイユヴァンやトゥールダルジャン、テランなどの超一流レストラン以外で飲むことは困難ともいわれています。
ルモルトンは洋梨80%、リンゴ20%を原料として作られているので、他のカルヴァドスに比べ、特に香りが華やかです。
1926年蒸留ですので80年以上樽に眠っていたこのブランデーは、時間をかけて、ゆっくり起こしてあげると見事に目を覚まします。
brownie umikawa