技術
ウチの実家は300数余年続いた
鼈甲細工の老舗です。
ご先祖さまはパリ万博でグランプリ
人間国宝になっていたりもします。
祖父は8代目で
その祖父がいつも言っていたことをこの間おばちゃんが教えてくれたのですが
技術に関係あるお話だったので共有させていただきます。
鼈甲細工を作る上でデザインをする必要もあるので
職人として絵もかけないといけません。
祖父は美術の教員免許も取っていたようです。
そんな祖父の
『絵が上手くなるためのコツ』の話なのですが
とにかく何度も同じ絵を書き続ける。
そうすると誰でも同じ絵はいつか書けるようになる。
同じ絵を描けるようにはなるけれど
『自分らしい』デザインにできる人は本当に一握り。
そこにたどり着くヒトは多くはない。
そして絵が1番上手になるための方法は
○を描き続けること
だそうです。
美容師で○となるとレイヤーですね。
レイヤーは上手にきれると○になる。
たしかに
レイヤーって引き出す角度やcutライン、意外とスタイリストでも上手にできてない人多いと思います。
コレ繰り返していくと全部のcutは上手くなりますね。
まずは
このスタイルは確実に売れる技術というものを覚えて
その後、反復。とにかく反復。
その間にファイリングや映画、海外旅行、美術館など美的センス、バランス感覚を向上させ
自分の好きなもの=強み
をみつける
この流れが
「上手くなり
自分らしいデザインをつくれる」
一番の方法だと思いますので
みなさん意識してみてください🌟
Yoshitaka Ezaki