進化と本質
「進化」しないと取り残される。
よく聞く言葉。
「種の起源」だと、
「生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである」
同じような話で恐竜での例え話なんかもあったりしたっけ?
「進化」という言葉をビジネスに繋いでいくと、どうしてもIT業界が目立つ。
でも、その中でも大きく成功している会社って結局
「顧客満足」大事にしてません?
例えば、AmazonにしてもAppleにしても
顧客が求めるパフォーマンスの実現や、
想像もしないことを生み出していく。
Amazonで言えば、当日や翌日届く、
マーケットプレイス。
簡易な決済のシステムから、同じ商品が乱列されないページ設計。
言い出せばキリがないような事が多い。
「進化」しているけど、「顧客満足」があくまでベース。
それが本質。
「顧客満足」をベースにシステムを作り、ビジネスに繋げていく。
「顧客満足」というと、どうしても顧客の
言った通りの希望を叶えると思う人が多い。
それも大事だけど、予想や希望を一つでも超えていかない限り、
「顧客満足」ではなく、「顧客対応」で終わってしまう。
「冬が来たから、暖かくしましょう」
では、誰でも言える。
誰でも言える言葉は埋もれてしまう。
埋もれた先に成功は見えない。
では、埋もれないために、
冬をどうチャンスに変えるのか?
どうやったら喜んでもらえるのか?
そんなこと考えていくと、提案の行き着く先は
売りたいじゃなくて、買いたいへの追求。
売られて喜ぶ人はいないけど、
買えると人は喜ぶものだ。
「本質」ってそんなところ。
「進化と本質」
奥深いものを追求していきたい。
Satoru Yatoji