時間
1日24時間、1年365日で8,760時間、これは誰に対しても平等です。
仕事してようが、寝ていようが、過ぎていく時間はみんな同じ。でも視点を変えてみると、この時間には長さと濃さという二つの尺度があります。
1日、1年を長く感じたり短く感じたり、長さに関しては普段から感じている尺度です。一方、濃さに関しては中々意識をしていないと感じる事が出来ません。
ただそこに居るだけの1時間と、積極的に過ごす1時間では、明らかに違いますし、当然得られるものも変わってきます。
この1時間の差が、1ヶ月、1年、10年と時間が経つにつれて、大きな差に変わっていきます。
どれくらいの濃度で過ごすかによって、自分の将来は左右されます。
年々出来ることが増えてくると意識が薄くなり惰性で過ごしてしまいがち。
過ぎていく時間を軽く流さずに、出来る限り濃い時間を送って、幾つになっても充実感を感じられる自分でいたいと思います。
Hakubun Ikawa