熱田神宮の大楠
祭神は熱田大神であり、三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ。天叢雲剣)を神体としています。
剣は壇ノ浦の戦いで遺失したとも神宮に保管されたままとも言われています。相殿に天照大神、素盞鳴尊、日本武尊、宮簀媛命、建稲種命を祀り、
創建は不詳ですが、景行天皇朝には、すでに土着の信仰神として存在していたそうです。
官幣大社、式内社(名神大)で、建物は伊勢神宮と同じ神明造ですが、1893年(明治26年)までは尾張造と呼ばれる独特の建築様式を用いていました。(氷上姉子神社に尾張造の建築様式があります)。社務所に当たる組織は熱田神宮宮庁と呼ばれています。
その他施設に、宝物館、熱田神宮会館、能楽殿。熱田神宮の敷地内には愛知県神社庁もあります。
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