Intangible assets
コロナ情勢が続く今求められる「無形資産」の価値について語ります。
対義語である「有形資産」とは、家や土地、車、腕時計などの形ある資産のことです。
お金という尺度で測りやすい資産なので、数値化しやすい資産とも言えます。
「無形資産」とは企業でいえば、特許や著作権、商標権、企業文化、企業理念、技術、ノウハウ、経営管理プロセス、業務フローなどです。
個人でいえば、家族や友人、人間関係、知識、スキル、健康、愛情、幸福感などが無形資産と言えます。
コロナ禍の中、働き方が変わりそれに伴い生き方も大きく変わっています。「遠隔で行えば良い業務」と、「直に会ってする仕事」の選別がさらに進んでいると思います。
後者の創造性や充実感が重視される美容師の仕事は、今後も残り続ける仕事だと思います。
総資産額のように数字で表せるものと違い、創造性や充実感のどちらも数値化しにくいものですが、これからの時代、これらを充実させる方が豊かさに直結すると思います。
有形資産にこだわるお金至上主義やGDP至上主義は時代遅れなのかもしれません。
功徳を積んで評価資産という無形資産を充実させた方が、結果的に良質な時間やモノを手にしやすいと思います。
私達自身も
「この人は信頼できる」
「この人と一緒に仕事がしたい」
「この人と時間や空間を共有したい」
と、相手にそう思ってもらえるように目の前の人や目の前に起こる事を大切にし、真摯に誠実に対応していくことがこれからの時代より重要になってくると思います。
今も尚続くコロナ情勢の中で、人と人との繋がりこそが、人生において最高な無形資産ではないかと改めて感じました。
Furihata